2005年に、旧信越本線の下り線を再利用して運行を開始したトロッコ列車。碓氷峠鉄道文化むらの「ぶんかむら」駅から、旧丸山変電所付近にある「まるやま」駅を経て、碓氷峠の森公園交流館「峠の湯」近くの「とうげのゆ」駅までを走る。牽引するディーゼル機関車DB201は、碓氷峠用に製造された保線車両TMC500Aである。66.7‰の急勾配でも25トン牽引可能の強力機関車で、連続する下り勾配のために補助ブレーキを装備している。
客車はオープン形と普通形の2両編成。往路は客車を機関車が推進しながら勾配を登る。そのため、往路は客車の再前方に座るとかぶりつきで景色を眺められる。
(写真は碓氷峠鉄道文化村ホームページより)
種別 保存鉄道
開業 2005年
区間 ぶんかむら駅〜まるやま駅〜とうげのゆ
距離 2600m
駅数 3駅
所要 20分
軌間 1067mm
車両 ディーゼル機関車DB201(1975年製富士重工製、旧TMC500A)、客車2両(北陸重機工業製)
料金 大人1000円、小人600円(往復)
運転 3月〜11月の土日祝日
交通 JR信越本線「横川」駅下車すぐ