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世田谷公園 ミニSL チビクロ号(東京都世田谷区)

東京都世田谷区の世田谷公園を走る遊覧列車。5分の1スケールのSL「チビクロ号」が、園内にある1周300mを走る。かつては石炭で駆動する本物の蒸気機関車だったが、近隣住民から苦情が出ていたようで、2005年から電気式に改造されている。

機関車はD51とC57の2種類があり、D51は世田谷公園50周年記念として1981年に導入、C57は1986年に増備された。乗り場近くにはレンガ造りの車庫もある。そばには腕木式信号機もあるが、実際には機能はしていない。

運賃は破格で、親子で乗って100円ぽっきり。実際、大人一人で乗るにはちょっと気恥ずかしく、親子同乗がデフォ。休日には乗車待ちの人が列をなし、10分間隔で運転。汽車すら通勤電車並みの運転とは、さすがに世田谷というべきだろうか。園内には、ミニSLのほかに、静態保存されたD51も置かれている。

(写真は世田谷区ホームページより)

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基本データ

種別 遊覧鉄道
開業 1981年
区間 世田谷公園駅〜世田谷公園駅(周回)
距離 287.5m
駅数 1駅
所要 2分
軌間 220mm
車両 小型蒸気機関車(電気式)、客車5両
料金 大人70円、小人30円
運転 水土日祝日、学校休業日のみ運行。10時から16時(冬季は15時まで)。10分〜15分間隔。
交通 東急田園都市線三軒茶屋駅、池尻大橋駅徒歩20分