2006年4月21日に廃線となった北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の旧陸別駅跡地および周辺の一部廃線跡を使用した動態保存車両。2008年4月20日に開業した。
旧陸別駅構内では、ふるさと銀河線で実際に営業運転されていた気動車の乗車体験および運転体験、トロッコの乗車体験ができる。また、再整備された転車台の見学もできる。
乗車体験は、観光列車で駅構内を2往復する。所要時間は10分程度。トロッコ乗車は、4人乗りの足こぎ自転車式トロッコにて駅構内を往復走行できる。運転体験は3つのコースがあり、Sコースは駅構内を15分程度往復運転できる。Lコースは駅構内500mをCR70・75型気動車を使用して約80分程度往復運転ができる。銀河コースは、1.6kmの線路をCR70・75型気動車を使用して約80分程度2往復運転ができる。
それぞれの運転体験には、年齢や経験などの制限もある。1.6kmは、実車の運転体験としては日本最長。
(写真は陸別町商工会ホームページより)
種別 保存鉄道
開業 2008年
区間 陸別駅構内および金澤踏切 - 松浦踏切間
距離 1.6km
駅数 1駅
所要 講習含め最長80分
軌間 1067mm
車両 気動車 CR70形(CR70-7、CR70-8)、CR75形(CR75-1、CR75-2=999号・通称「黄メーテル」、CR75-3=999号・通称「白メーテル」、CR75-101)、ライナー、バラスト運搬車、排雪モーターカー3両。
料金 大人500円、小学生300円(乗車体験)、30,000円(運転体験銀河コース)など
運転 4月下旬〜10月下旬。主に火・水休み。各体験の実施日は要確認。
交通 JR石北本線「北見」駅下車、「陸別」行バス1時間30分、終点下車。または、JR根室本線「池田」駅下車、「陸別」行バス1時間50分、終点下車。