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ネオパークオキナワ 沖縄軽便鉄道 1号機(沖縄県名護市)

戦前の沖縄に路線網を張り巡らせていた沖縄軽便鉄道(沖縄県営鉄道)を模した復元鉄道。名護市のテーマパーク「名護自然動植物公園ネオパークオキナワ」の遊覧鉄道として運転されている。

列車は「名護駅」と称する乗り場を起点に、テーマパーク内の周回線路約1.2kmを運転士のガイド付きで20分かけて巡る。2005年4月運転開始。復元された機関車は、当時の4分の3のスケールの沖縄軽便鉄道1号機(独ヘンシェル社製B1型タンク機関車)と、2分の1スケールのD51。もちろん、D51は沖縄軽便鉄道を走った歴史はない。いずれも蒸気機関車をモデルにしているが、実際は第三軌条の電気機関車なので、復元鉄道とはせずに遊覧鉄道に分類する。そもそも、名護市を沖縄県営鉄道を走った歴史はない。

ネオパークオキナワは、かつては第三セクターだったが、名護市が買収。米軍基地所在市町村活性化整備事業によってリニューアルされた。沖縄軽便鉄道の建設もその一環である。

軌間は確認できていないが、600mmと推定される。

(写真はネオパークホームページより)

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基本データ

種別 遊覧鉄道
開業 2005年
区間 名護駅〜名護駅(周回)
距離 1200m
駅数 1駅
所要 20分
軌間 600mm(推定)
車両 第三軌条式電気機関車、客車5両、貨車1両(いずれも2005年、佐伯工業製)
料金 大人600円、小人400円(別途入園料が必要。大人630円、中人315円、小人210円)
運転 10:00〜17:00(30分間隔で運転)
交通 名護バスターミナルにて下車後、タクシーで辺土名方面へ約3km

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