旧南武縦貫鉄道(1997年休止、2002年廃止)七戸駅の保存鉄道。南武縦貫鉄道は、昭和中期のレールバスが長く走った全国でも珍しい路線。そのレールバスがゴールデンウィークの年に2日間だけ体験乗車できる。運営は「南部縦貫レールバス愛好会」で、ほとんどが関東在住の有志とのこと。
運転は旧七戸駅ホームから乗車し、野辺地方面へ進み、スイッチバックをして側線に入り、またスイッチバックをしてホームに戻る。年に1度、2日限りのイベントとあって、当日はかなり混雑し、乗車するまで1時間程度待つこともある。体験乗車終了後には、重連にしての撮影会なども催される。
(写真は七戸町観光協会ホームページ旅の蔵より)
種別 保存鉄道
開業 2002年
区間 七戸駅構内
距離 400m(往復800m)
駅数 1駅
所要 往復10分
軌間 1067mm
車両 気動車キハ10形キハ101、102(1962年富士重工業宇都宮製作所製)、同キハ104(1956年帝国車輌製)、ディーゼル機関車DB10形DB11(1962年いすゞ製)、DD25形DD251(1951年協三工業製)、DD45形DD451(1962年日立製作所製)
料金 500円(2日間有効会員証)
運転 毎年5月4〜5日の2日間。9時〜16時。撮影会が5月3日にあり。
交通 青い森鉄道野辺地駅より十和田観光バス十和田市駅行七戸営業所下車、徒歩10分。