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三笠鉄道記念館 S-304(北海道三笠市)

1987年に廃止され国鉄幌内線幌内駅の一部を使用した鉄道博物館の動態保存車両。動いているS-304は、1939年に日本製鉄輪西製鉄所(後の新日本製鐵室蘭製作所)向けに作られた産業用機関車。国内では最後まで現役で働いた蒸気機関車で、1982年まで室蘭市の鐵原コークスで工場内の入換に使用されていた。週末と夏休みに、2両の二軸貨車(旧トラ45000形貨車)改造のオープン型の客車を牽き、「幌内鉄道」と称する450mのコースで往復運転を行う。

また、三笠鉄道村では、S-304を実際に運転体験することもできる。18歳以上で、「SL機関士体験クラブ」に参加して講習を受けることが条件。講習と運転体験で15000円必要。走るコースは動態保存と同じ。

(写真は三笠鉄道記念館ホームページより)

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基本データ

種別 保存鉄道
開業 1987年
区間 幌内駅〜幌内駅
距離 450m(往復900m)
駅数 1駅
所要 往復10分
軌間 1067mm
車両 蒸気機関車S-304(1939年日本車輌製)、貨車コトラ149456、コトラ153095(客車として使用)
料金 200円
運転 土曜日12時〜16時、休日10時〜16時。30分間隔。平日運休だが夏休み期間は休日扱いで運行。12時30分発は運休。
交通 JR函館本線「岩見沢」駅下車、近くの「岩見沢バスターミナル」より「幾春別」行バス25分「三笠市民会館」下車。さらに市営バスに乗り換え「三笠鉄道記念館」下車後すぐ