明治村開村時より村内に静態保存されていた1874年シャープスチュワート製と、日本鋼管鶴見製鉄所で使われていた1912年ボールドウィン製の機関車が走る動態保存路線。「名古屋」、「東京」の両駅間を5分で結ぶ。駅には腕木式信号機が立ち、明治の雰囲気を残す。両駅には人力ターンテーブルと機関庫もある。東京駅舎は名鉄日本ライン今渡旧駅舎を移設したもの。
12号は日本初の鉄道路線新橋〜横浜間を走った蒸気機関車で、1874年とは明治7年で、明治一ケタの車両が動態保存されているのは全国でここだけ。客車は明治期製造の4輪単車の3両で、平日は2両で運転されている。ハフ13はダブルルーフ、開放型デッキのロングシート。連結器はピンリンク式。
(写真は明治村ホームページより)
種別 保存鉄道
開業 1971年
区間 名古屋駅〜東京駅
距離 調査中
駅数 2駅
所要 5分
軌間 1067mm
車両 蒸気機関車12号 (1874年英シャープ・スチュアート社製、鉄道省→尾西鉄道→名鉄)、蒸気機関車9号(1912年米ボールドウィン社製、旧富士身延鉄道)、三等客車ハフ11号(1908年、天野工場製、青梅鉄道→高畠鉄道→雄勝鉄道)ハフ13号・14号(1912年新宮鉄道製、新宮鉄道→鉄道省→雄勝鉄道)
料金 大人300円、小人150円(別途入村券が必要。大人1600円、シニア1200円、高校生1000円、小中学生600円。乗物1日券大人800円、小人500円)
運転 開館中は約30分間隔で運転
交通 名古屋鉄道犬山線「犬山」駅下車、バス「明治村」行20分、終点下車