九州最後の炭鉱で2001年前に閉山した長崎市の離島、池島の池島炭鉱跡で使われている坑内見学用のトロッコ。2011年に炭鉱が観光用に再整備され乗車できるようになった。
閉山まで使用されていた東芝製バッテリー式電気機関車が3両のトロッコを牽引する。炭鉱内を3時間ほどかけて見学するコースにトロッコ乗車が組み込まれていて、トロッコだけに乗ることはできない。
坑道の入口でトロッコに乗り約300mほど水平坑を進む。坑道内には石炭を採掘したドラムカッターなどが展示してあり、本物の鉱山ならではの迫力がある。
(写真は長崎さるくホームページより)
種別 保存鉄道
開業 2011年
区間 坑道内軌道
距離 300m
駅数 2駅
所要 約5分
軌間 610mm
車両 バッテリー式電気機関車(1959年、東芝製)2両、トロッコ客車3両。
料金 大人2500円、子供1600円(ツアー全体の料金)
運転 年末年始を除くほぼ毎日。池島港10時45分と14時15分発の1日2コース。所要約3時間。3日前の17時までに要予約
交通 JR長崎本線長崎駅からバス45分で桜の里ターミナル下車、さらにバス35分で神の浦下車、またはさらにバス15分で大瀬戸下車、フェリーに乗り約30分、池島港下船すぐ。佐世保港からも高速船が1日2便あるが、欠航しやすい。