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白い恋人パーク 白い恋人鉄道 弁慶号(北海道札幌市)

洋菓子「白い恋人」で知られる石屋製菓によるテーマパークが「白い恋人パーク」で、その園内の入口駐車場近辺に敷かれた遊覧鉄道が「白い恋人鉄道」である。明治時代に北海道を初めて走った蒸気機関車として知られるSL「弁慶号」を模した列車が走る。機関車はバッテリーカーで、煙突から煙が出て、さらにコークスの香りまでするというこだわりの仕様。オープンタイプの客車は細長いがゆったりした造り。8人乗り4両で定員は32人。

線路は550ミリという珍しい軌間で作られており、両端が円で道中が単線の往復路線。線路の総距離は約450m、往復の総走行距離は約750m。それを10分かけてのんびり走る。北海道仕様でポイントにはヒーターが設置されており、冬季の運航も可能。途中には「お菓子のトンネル」や車庫も通過し、細かいところまで作り込まれていて楽しい。機関車の製造は徳島市の早内製作所。九州鉄道記念館のミニ列車を手がけた新興の遊戯機器製造会社である。

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基本データ

種別 遊覧鉄道
開業 2010年
区間 白樺駅〜白樺駅(往復)
距離 750m
駅数 1駅
所要 10分
軌間 550mm
車両 バッテリー式機関車、トロッコ車両4両(いずれも2010年、早内製作所製) 
料金 大人300円、小学生まで200円
運転 毎日9時20分〜17時20分の毎日(無休)
交通 札幌市営地下鉄宮の沢駅から徒歩7分